脳卒中片麻痺患者のうつ状態と障害受容

我々は, 以前より脳卒中片麻痒患者の障害受容についていろいろと検討を重ねてきた. その一連の作業の中で, 障害受容に至る心理的プロセスにおいて, 抑うつ状態が出現しているということを, 経験をした. 先行研究において, Robinsonらをはじめ, 諸家の報告にも, 脳卒中片麻痺患者の多くは, うつ状態に陥ると述べている. そこで, 今回, 我々は, うつ状態を自己評価式うつスケール(以下SDSという)を用いて評価し, 障害受容との関係について検討したので報告する....

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:理学療法学 1994, Vol.21 (suppl-2), p.313-313
Hauptverfasser: 富樫誠二, 平野珠美, 土田明子, 谷口亮治, 若林昌司, 高原哲也, 井上和信, 長谷好記, 石田了久
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:我々は, 以前より脳卒中片麻痒患者の障害受容についていろいろと検討を重ねてきた. その一連の作業の中で, 障害受容に至る心理的プロセスにおいて, 抑うつ状態が出現しているということを, 経験をした. 先行研究において, Robinsonらをはじめ, 諸家の報告にも, 脳卒中片麻痺患者の多くは, うつ状態に陥ると述べている. そこで, 今回, 我々は, うつ状態を自己評価式うつスケール(以下SDSという)を用いて評価し, 障害受容との関係について検討したので報告する.
ISSN:0289-3770