腰仙部神経根障害における足関節背底屈筋の筋持久力評価

交通機関がめざましく発達した現代社会においては, 一日の歩行距離は著しく短縮したと言われるが, 日常生活動作を遂行する上で歩行が重要な因子であることにはかわりない. ところが, 下肢の機能障害を呈する腰仙部神経根障害の症例では下肢筋の易疲労性を訴える症例が多く, 社会復帰の段階において大きな問題となる. そこで今回, 腰他部神経根障害の症例において, 機能低下を呈する媛度が高い前脛骨筋や下腿三頭筋などの足関節背底屈筋に着目し, それらの筋持久力について評価を行い, 健常者群と比較検討し, 若干の知見を得たので報告する....

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Veröffentlicht in:理学療法学 1994, Vol.21 (suppl-2), p.119-119
Hauptverfasser: 坂本親宣, 濱岡健
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:交通機関がめざましく発達した現代社会においては, 一日の歩行距離は著しく短縮したと言われるが, 日常生活動作を遂行する上で歩行が重要な因子であることにはかわりない. ところが, 下肢の機能障害を呈する腰仙部神経根障害の症例では下肢筋の易疲労性を訴える症例が多く, 社会復帰の段階において大きな問題となる. そこで今回, 腰他部神経根障害の症例において, 機能低下を呈する媛度が高い前脛骨筋や下腿三頭筋などの足関節背底屈筋に着目し, それらの筋持久力について評価を行い, 健常者群と比較検討し, 若干の知見を得たので報告する.
ISSN:0289-3770