家屋改造指導の妥当性

「目的」脊髄損傷者の日常生活は車椅子を使用したものとなり, 一般の家屋では支障を来すことが予想され改造を余儀なくされる. 当科では退院後の生活を想定し必要に応じてOT,PTの立場から家屋改造指導を行なってきた. 指導指針は文献, 機器のカタログ類, 過去の改造例等を参考としたもので特記すべきものはないと考えている. しかし, 改造後の指導指針の妥当性の検討は十分行なわれていない為(1)指導の参考となる資料の充実を計る(2)改造不備の有無及び原因の追及を行なう(3)今後の指導指針確立につなげる(4)家屋調査時に重点的に見るべき事項を示すチェックリスト作成につなげる, といった目的で家屋調査を行な...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:理学療法学 1994, Vol.21 (suppl-2), p.115-115
Hauptverfasser: 村瀬正男, 西村多美子, 前田朋子, 中村恵一, 平恵津子, 高山悦子, 山中武彦, 岡本慎一
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「目的」脊髄損傷者の日常生活は車椅子を使用したものとなり, 一般の家屋では支障を来すことが予想され改造を余儀なくされる. 当科では退院後の生活を想定し必要に応じてOT,PTの立場から家屋改造指導を行なってきた. 指導指針は文献, 機器のカタログ類, 過去の改造例等を参考としたもので特記すべきものはないと考えている. しかし, 改造後の指導指針の妥当性の検討は十分行なわれていない為(1)指導の参考となる資料の充実を計る(2)改造不備の有無及び原因の追及を行なう(3)今後の指導指針確立につなげる(4)家屋調査時に重点的に見るべき事項を示すチェックリスト作成につなげる, といった目的で家屋調査を行なった. 尚, 指導指針は移乗及び車椅子駆動能力に応じて考えるべきであり, 今回は対麻痺について調査した.
ISSN:0289-3770