膝関節の伸展から屈曲への切り返し能力の定量

我々は, 第28回理学療法士学会において, 膝関節における伸展から屈曲への切り返し能力の定量化を試み, 切り返しに要する角度変化と拮抗筋の筋トルク値との比の間に左右差を認めず, 各個人に固有の値を呈することを報告した. 今回は, スポーツ外傷として重要視されてきている前十字靱帯(以下ACLと略す)損傷に着目し, 等速度運動装置Ariel Dynamics社製Arie1(以下Arie1と略す)を用いて, 筋活動様式や反応時間の観点から検討を加えたので若干の考察を加えて報告する....

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:理学療法学 1994, Vol.21 (suppl-2), p.11-11
Hauptverfasser: 佐藤隆一, 木村美枝, 小池和幸, 斎藤啓二, 沢地延夫, 石川ヒロ子, 長谷公隆, 関勝, 小野俊明, 竹田誠
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:我々は, 第28回理学療法士学会において, 膝関節における伸展から屈曲への切り返し能力の定量化を試み, 切り返しに要する角度変化と拮抗筋の筋トルク値との比の間に左右差を認めず, 各個人に固有の値を呈することを報告した. 今回は, スポーツ外傷として重要視されてきている前十字靱帯(以下ACLと略す)損傷に着目し, 等速度運動装置Ariel Dynamics社製Arie1(以下Arie1と略す)を用いて, 筋活動様式や反応時間の観点から検討を加えたので若干の考察を加えて報告する.
ISSN:0289-3770