健常者の重心動揺

重心動揺測定はとくにストレンゲージによる重心動揺計が使用されるようになって以来かなり多くの研究がなされて来た. 姿勢, 足位あるいは頭位の変化, 姿勢の動的変化, 立位面の傾斜変化および立位面の水平移動と重心動揺の関係など健常者に関する報告だけでも数多くみられ, それぞれ有意義な情報を提供してくれた. 今回, われわれはより容易な姿勢および方法で, またより簡単な測定器を使用することにより, より多くの患者および健常者が検査対象となれることを目的としまずは, 3歳から90歳代の健常者を対象として重心動揺検査を行った. 共通した容易な方法による, 立位における重心動揺の年齢変化を調査したので報告...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:理学療法学 1993, Vol.20 (suppl-1), p.374-374
Hauptverfasser: 古田晴朗, 武蔵真弓, 山口崇, 清水民子, 石垣四七, 加藤栄昭, 永田雅章
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:重心動揺測定はとくにストレンゲージによる重心動揺計が使用されるようになって以来かなり多くの研究がなされて来た. 姿勢, 足位あるいは頭位の変化, 姿勢の動的変化, 立位面の傾斜変化および立位面の水平移動と重心動揺の関係など健常者に関する報告だけでも数多くみられ, それぞれ有意義な情報を提供してくれた. 今回, われわれはより容易な姿勢および方法で, またより簡単な測定器を使用することにより, より多くの患者および健常者が検査対象となれることを目的としまずは, 3歳から90歳代の健常者を対象として重心動揺検査を行った. 共通した容易な方法による, 立位における重心動揺の年齢変化を調査したので報告する.
ISSN:0289-3770