脳卒中患者の自立度に影響する諸因子について
脳卒中患者における起居移動動作の自立度に影響する諸因子に関する我々の研究では, 健側下肢筋力で約39%(寄与率)が説明され, 下肢Brunnstrom-stage(以下Br-stage)とあわせると約54%が説明されるという知見が得られている. このように健側下肢筋力と下肢Br-stageは自立度を規定する主要な因子といえるのであるが, 麻痺の重症度が同じであっても他の要因によって自立度に差が生じることはよくみられる. そこで各Br-stageごとの層別化を行ない, 自立度を規定する諸因子についての検討を行なったので報告する....
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Veröffentlicht in: | 理学療法学 1993, Vol.20 (suppl-1), p.198-198 |
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Hauptverfasser: | , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 脳卒中患者における起居移動動作の自立度に影響する諸因子に関する我々の研究では, 健側下肢筋力で約39%(寄与率)が説明され, 下肢Brunnstrom-stage(以下Br-stage)とあわせると約54%が説明されるという知見が得られている. このように健側下肢筋力と下肢Br-stageは自立度を規定する主要な因子といえるのであるが, 麻痺の重症度が同じであっても他の要因によって自立度に差が生じることはよくみられる. そこで各Br-stageごとの層別化を行ない, 自立度を規定する諸因子についての検討を行なったので報告する. |
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ISSN: | 0289-3770 |