パーキンソン病及び小脳性運動失調症の立位平衡に関する比較検討

パーキンソン病(以下PD), 小脳性運動失調症(以下CA)はともに平衡障害を有するが, その特徴は両者で異なっている. 各々の障害によって発現する平衡障害は, それぞれ大脳基底核と小脳の姿勢調節機能に対する働きの違いを反映していると考えられる. 本研究ではPD患者とCA患者の平衡障害の特徴と相違について, 立位時の重心位置, 前方重心移動, 重心動揺の分析から検索を試みた. 「対象と方法」対象は, PD患者33例(平均63.8歳), CA患者43例(平均56.2歳), 健常成人25名(平均59.4歳)からなる....

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Veröffentlicht in:理学療法学 1993, Vol.20 (suppl-1), p.156-156
Hauptverfasser: 井上隆三, 三上凱久
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:パーキンソン病(以下PD), 小脳性運動失調症(以下CA)はともに平衡障害を有するが, その特徴は両者で異なっている. 各々の障害によって発現する平衡障害は, それぞれ大脳基底核と小脳の姿勢調節機能に対する働きの違いを反映していると考えられる. 本研究ではPD患者とCA患者の平衡障害の特徴と相違について, 立位時の重心位置, 前方重心移動, 重心動揺の分析から検索を試みた. 「対象と方法」対象は, PD患者33例(平均63.8歳), CA患者43例(平均56.2歳), 健常成人25名(平均59.4歳)からなる.
ISSN:0289-3770