人工股関節全置換術後のホームプログラム指導とその効果判定
我々は, 第9回神奈川県理学療法士学会において, 人工股関節全置換術(以下THR)の再置換術後1年の経過を報告した. 筋力はほぼ術前まで回復したが, 股関節最大屈曲角度は退院時に比して, 約半数の症例が低下しており, ホームプログラムの必要性を再認識した. しかし実際には, 訓練種目や負荷量の設定及び効果判定に関する研究は少ない. そこで今回, THR後の患者に対するホームプログラムの指導と効果判定に関する研究を行ったので報告する. 「対象」昭和62年7月より平成4年2月までに当院にてTHR及び再置換を施行し, 当科にて理学療法を行った24例(男3, 女21)30関節を対象とした. 疾患名は変...
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Veröffentlicht in: | 理学療法学 1993, Vol.20 (suppl-1), p.116-116 |
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Hauptverfasser: | , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 我々は, 第9回神奈川県理学療法士学会において, 人工股関節全置換術(以下THR)の再置換術後1年の経過を報告した. 筋力はほぼ術前まで回復したが, 股関節最大屈曲角度は退院時に比して, 約半数の症例が低下しており, ホームプログラムの必要性を再認識した. しかし実際には, 訓練種目や負荷量の設定及び効果判定に関する研究は少ない. そこで今回, THR後の患者に対するホームプログラムの指導と効果判定に関する研究を行ったので報告する. 「対象」昭和62年7月より平成4年2月までに当院にてTHR及び再置換を施行し, 当科にて理学療法を行った24例(男3, 女21)30関節を対象とした. 疾患名は変形性股関節症23例, 大腿骨頭無腐性壊死1例であった. これら24例をControl群7例, 訓練I群9例, 訓練II群8例に無作為に分類した. また, 本研究の実施に関して〔説明と同意〕を行った. |
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ISSN: | 0289-3770 |