当院における脳卒中片麻痺患者の足部変形に対する足関節形成術後の理学療法(第一報)
脳卒中片麻痺に対する理学療法は性期から実施される. しかし, それにも関わらず強度の足部変形(内反尖足, 槌趾)を呈する症例もしばしば経験する. 足部変形はADL面及び歩行能力の獲得に於て重大な阻害因子である. 理学療法や装具処方により解決する場合もあるが真の解決にならない場合もある. このような時に当院では, 変形の矯正・装具の除去・歩行能力の改善及び介助量の軽減を目的とし, Watkins法とWhite法及び長趾・長母趾屈筋腱切腱術(以下Tenotomyと略す)を単独又は併合して施行している. 今回, 当院での足関節形成術後のPTプログラムの紹介及び術後成績について, 若干の考察を加えて報...
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Veröffentlicht in: | 理学療法学 1993, Vol.20 (suppl-1), p.17-17 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 脳卒中片麻痺に対する理学療法は性期から実施される. しかし, それにも関わらず強度の足部変形(内反尖足, 槌趾)を呈する症例もしばしば経験する. 足部変形はADL面及び歩行能力の獲得に於て重大な阻害因子である. 理学療法や装具処方により解決する場合もあるが真の解決にならない場合もある. このような時に当院では, 変形の矯正・装具の除去・歩行能力の改善及び介助量の軽減を目的とし, Watkins法とWhite法及び長趾・長母趾屈筋腱切腱術(以下Tenotomyと略す)を単独又は併合して施行している. 今回, 当院での足関節形成術後のPTプログラムの紹介及び術後成績について, 若干の考察を加えて報告する. |
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ISSN: | 0289-3770 |