血栓溶解療法が高齢急性心筋梗塞のリハビリテーションにおよぼす影響

「はじめに」 急性心筋梗塞の発生機序には種々の論議があるが冠動脈硬化を基礎として血栓が関与していると考えられている. 急性心筋硬塞発症早期の血栓溶解療法により早期に冠血流が再開されれば, 梗塞和田の縮小が期待でき, 急性期死亡率の軽減にも寄与しているとの報告もある, しかし, 急性心筋梗塞患者のもつ因子は多様であり, 血栓溶解療法が有効であったか否かが, 直接その後のリハビリテーションに影響しているかは検討の余地があると考えられる. 今回, 我々は当センターCCUに収容され血栓溶解療法を施行したのちリハビリテーションを施行した, 高齢急性心筋梗塞例13例について検討したので報告する....

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Veröffentlicht in:理学療法学 1992, Vol.19 (suppl), p.317-317
Hauptverfasser: 内山覚, 久保晃, 山本信行, 小山内隆, 鈴木快技, 小沼正臣, 久寿米木和繁, 藤沢明子, 坂井誠
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「はじめに」 急性心筋梗塞の発生機序には種々の論議があるが冠動脈硬化を基礎として血栓が関与していると考えられている. 急性心筋硬塞発症早期の血栓溶解療法により早期に冠血流が再開されれば, 梗塞和田の縮小が期待でき, 急性期死亡率の軽減にも寄与しているとの報告もある, しかし, 急性心筋梗塞患者のもつ因子は多様であり, 血栓溶解療法が有効であったか否かが, 直接その後のリハビリテーションに影響しているかは検討の余地があると考えられる. 今回, 我々は当センターCCUに収容され血栓溶解療法を施行したのちリハビリテーションを施行した, 高齢急性心筋梗塞例13例について検討したので報告する.
ISSN:0289-3770