片麻痺患者の歩行能力別での立位バランス及び体重移動能力の比較

一般に脳卒中片麻痺患者の歩行はBrunnstrom stageが高ければ高いほど安定してくる. しかし, 発症から間もない時期にはBrunnstrom stageが高くても歩行が不可能である. また, 低いBrunnstrom stageで変化しなくても歩行が徐々に安定してくることもある. 安定した歩行には十分な体重移動及びバランス感覚が重要であると言われており, これらは立位バランスや体重移動能力の改善によるものと思われる. そこで今回, 脳卒中片麻痺患者の歩行能力と立位バランス及び体重移動能力との関係について検討した....

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:理学療法学 1992, Vol.19 (suppl), p.221-221
Hauptverfasser: 村瀬政信, 寺西利生, 梶原敏夫
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:一般に脳卒中片麻痺患者の歩行はBrunnstrom stageが高ければ高いほど安定してくる. しかし, 発症から間もない時期にはBrunnstrom stageが高くても歩行が不可能である. また, 低いBrunnstrom stageで変化しなくても歩行が徐々に安定してくることもある. 安定した歩行には十分な体重移動及びバランス感覚が重要であると言われており, これらは立位バランスや体重移動能力の改善によるものと思われる. そこで今回, 脳卒中片麻痺患者の歩行能力と立位バランス及び体重移動能力との関係について検討した.
ISSN:0289-3770