脊髄損傷者の腰椎骨密度について

近年, 骨塩量の測定法の発達はめざましく, DPA(Dual Photon Absorptiometry)法や, DEXA(Dual Energy X ray Absorptiometry)法が開発され, これらの装置を用い多くの報告がなされている. 当院においても健常者や各種スポーツ選手をはじめ, 種々の疾病患者の骨密度(以下, BMD)の測定を行なっている. BMDは年齢や性, 体組成, 重力, 運動など種々の因子によって左右されると報告されている. 今回我々は, 歩行不可能で車椅子を常用している脊髄損傷者のBMDの測定を行い, 若干の知見を得たので報告する....

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:理学療法学 1991, Vol.18 (suppl), p.338-338
Hauptverfasser: 松下裕之, 東利雄, 日野邦彦, 山本行文, 中根惟武, 沖汐美由紀, 高沢竜一, 井本岳秋, 澤田芳男
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:近年, 骨塩量の測定法の発達はめざましく, DPA(Dual Photon Absorptiometry)法や, DEXA(Dual Energy X ray Absorptiometry)法が開発され, これらの装置を用い多くの報告がなされている. 当院においても健常者や各種スポーツ選手をはじめ, 種々の疾病患者の骨密度(以下, BMD)の測定を行なっている. BMDは年齢や性, 体組成, 重力, 運動など種々の因子によって左右されると報告されている. 今回我々は, 歩行不可能で車椅子を常用している脊髄損傷者のBMDの測定を行い, 若干の知見を得たので報告する.
ISSN:0289-3770