歩行における足関節の運動制限の影響
臨床の場で, 足関節固定術後, 人工足関節全置換術後, 足関節骨折など足関節に可動域制限を有する症例を経験することは少なくない. このような症例に対しては, 可動域の改善, 筋力強化, さらに日常生活の基本となる歩行の獲得を目標に理学療法を施行する. しかしながら, 歩行訓練においては, しばしは異常歩行が観察され, これは足関節の可動域制限が原因と考えられる. 吉田らは, 足関節固定歩行を膝関節, 股関節の角度変化から分析し, その代償について報告している. 今回われわれは, 膝関節の代償や床反力, 体幹の動きについても分析し, 歩行訓練のあり方について考察を加えたので報告す....
Gespeichert in:
Veröffentlicht in: | 理学療法学 1991, Vol.18 (suppl), p.199-199 |
---|---|
Hauptverfasser: | , , , , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
Tags: |
Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
|
Zusammenfassung: | 臨床の場で, 足関節固定術後, 人工足関節全置換術後, 足関節骨折など足関節に可動域制限を有する症例を経験することは少なくない. このような症例に対しては, 可動域の改善, 筋力強化, さらに日常生活の基本となる歩行の獲得を目標に理学療法を施行する. しかしながら, 歩行訓練においては, しばしは異常歩行が観察され, これは足関節の可動域制限が原因と考えられる. 吉田らは, 足関節固定歩行を膝関節, 股関節の角度変化から分析し, その代償について報告している. 今回われわれは, 膝関節の代償や床反力, 体幹の動きについても分析し, 歩行訓練のあり方について考察を加えたので報告す. |
---|---|
ISSN: | 0289-3770 |