等速性収縮による筋持久力検査の一考察(第2報)(大腿四頭筋における角速度の影響)

「目的」等速性収縮による大腿四頭筋の筋持久力検査において, その角速度の違いによる最大トルク値の減少率の差の有無を確認するため. 「対象および方法」被験者は, 膝関節に既往症のない健常成人男性30名で, 年令範囲21~35才, 平均26.1±4.0才である. 測定機器はCybexIIを使用し, 測定肢位は背臥位にて, 各被験者に15RPM(90℃/scc.), 30RPM(180℃/sec.)および45RPM(270℃/sec.)による3つの角速度にて7~10日の間隔をあけて施行した. 測定は最大努力による右膝の伸展と屈曲の往復運動を連続50回行い, その各回毎の膝伸筋最大トルク値を求めた....

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Veröffentlicht in:理学療法学 1991, Vol.18 (suppl), p.180-180
Hauptverfasser: 舌間秀雄, 大峯三郎, 江西一成, 木村美子, 新小田幸一, 大川裕行, 緒方甫, 小笠原綾, 西野真理子
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「目的」等速性収縮による大腿四頭筋の筋持久力検査において, その角速度の違いによる最大トルク値の減少率の差の有無を確認するため. 「対象および方法」被験者は, 膝関節に既往症のない健常成人男性30名で, 年令範囲21~35才, 平均26.1±4.0才である. 測定機器はCybexIIを使用し, 測定肢位は背臥位にて, 各被験者に15RPM(90℃/scc.), 30RPM(180℃/sec.)および45RPM(270℃/sec.)による3つの角速度にて7~10日の間隔をあけて施行した. 測定は最大努力による右膝の伸展と屈曲の往復運動を連続50回行い, その各回毎の膝伸筋最大トルク値を求めた. 筋持久力を見るための測定値の分析は, その設定角速度における初期農大トルク価に対する5回平均毎の割合(減少率)を計算して求め, 角速度の違いによるその差の有無を見るため, 5回経過毎のそれぞれの角速度の減少率を比較検討した.
ISSN:0289-3770