理学療法の科学性を問う

私が理学療法士として理学療法(以下PTと略す)を行っている場面を全て思い浮かべて, 私の行っているPTは, 本当に科学的であるかと自問自答すると, 残念ながら「はい」と答えることができない. それは, PTの定義が暖昧であること, 徒手療法が多いこと, 相手が病気でなく「病人」であることなどに起因しているようである. PTが科学的に行われたかについての尺度は, 次の5点にあるという前提で科学性について検討する....

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:理学療法学 1991-11, Vol.18 (6), p.567-571
1. Verfasser: 古米幸好
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:私が理学療法士として理学療法(以下PTと略す)を行っている場面を全て思い浮かべて, 私の行っているPTは, 本当に科学的であるかと自問自答すると, 残念ながら「はい」と答えることができない. それは, PTの定義が暖昧であること, 徒手療法が多いこと, 相手が病気でなく「病人」であることなどに起因しているようである. PTが科学的に行われたかについての尺度は, 次の5点にあるという前提で科学性について検討する.
ISSN:0289-3770
DOI:10.15063/rigaku.kj00001306386