膝伸展筋に対する筋電図による疲労の分析

我々は第24回本学会において, 等尺性及び等速度運動における疲労曲線のパターンを, トルク値を用いて, 運動の前半と後半及び性別で比較し報告した. 今回, より多角的にみるため筋電図を用いて, その積分と周波数分析を行ない, 個々の筋の疲労状態を測定し, 若干の知見を得たので報告する. <対象及び方法> 対象は健常男性4名, 女性5名の計9名にて行なった. 年齢は平均23.7才であった. 測定は, KIN/COMを用いた. 測定肢位は, 端坐位にて体幹と大腿部をベルトで固定し, 膝関節屈曲60°位となるようにセットした. 測定側は全例とも右側とした....

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Veröffentlicht in:理学療法学 1990, Vol.17 (suppl), p.47-47
Hauptverfasser: 坪井孝夫, 隅野郁代, 西山昌子, 橋本宏行, 首藤茂香, 古谷逸夫
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:我々は第24回本学会において, 等尺性及び等速度運動における疲労曲線のパターンを, トルク値を用いて, 運動の前半と後半及び性別で比較し報告した. 今回, より多角的にみるため筋電図を用いて, その積分と周波数分析を行ない, 個々の筋の疲労状態を測定し, 若干の知見を得たので報告する. <対象及び方法> 対象は健常男性4名, 女性5名の計9名にて行なった. 年齢は平均23.7才であった. 測定は, KIN/COMを用いた. 測定肢位は, 端坐位にて体幹と大腿部をベルトで固定し, 膝関節屈曲60°位となるようにセットした. 測定側は全例とも右側とした.
ISSN:0289-3770