患側からのアプローチによる片麻痺のトランスファー

従来の片麻痺のトランスファーは健側方向に対象物をつけて移ることが原則であった。しかし,往復のトランスファーでは対象物が逆になるため,そこに介助が必要となったりスペースにも制限があるため真の意味での自立を妨げていた。 我々は昭和60年より片麻痺患者に患側から移る方法を指導してきて,健側からのトランスファーが可能な者は全て患側からの方法も可能となり,患者の離床回数の増加がみられた。また,病室内のスペースの有効利用にもつながった。...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:理学療法学 1990/03/10, Vol.17(2), pp.127-129
Hauptverfasser: 田原, 公彦, 米田, 睦男, 東, 明
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:従来の片麻痺のトランスファーは健側方向に対象物をつけて移ることが原則であった。しかし,往復のトランスファーでは対象物が逆になるため,そこに介助が必要となったりスペースにも制限があるため真の意味での自立を妨げていた。 我々は昭和60年より片麻痺患者に患側から移る方法を指導してきて,健側からのトランスファーが可能な者は全て患側からの方法も可能となり,患者の離床回数の増加がみられた。また,病室内のスペースの有効利用にもつながった。
ISSN:0289-3770
2189-602X
DOI:10.15063/rigaku.KJ00001306091