肝機能障害に対する運動療法の適応について
一般に, 肝機能障害患者に対しては運動負荷による肝機能の悪化が懸念される結果, 長期間の安静が強いられ, 理学療法を施行する上でも, しばしばそのプログラムが中断され, リハビリテーションの進行の遅れを生じさせる一因となっている. 歴史的にみても, 欧米では, 1947年Cappsら1)は肝機能障害に対して, 一つでも検査値に異常があれば安静が必要と述べているし, 1958年にはSherlock2)が, 社会復帰には入院期間の2倍が必要であると, 非常に慎重な対応を報告している....
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Veröffentlicht in: | 理学療法学 1990/03/10, Vol.17(2), pp.91-98 |
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Hauptverfasser: | , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 一般に, 肝機能障害患者に対しては運動負荷による肝機能の悪化が懸念される結果, 長期間の安静が強いられ, 理学療法を施行する上でも, しばしばそのプログラムが中断され, リハビリテーションの進行の遅れを生じさせる一因となっている. 歴史的にみても, 欧米では, 1947年Cappsら1)は肝機能障害に対して, 一つでも検査値に異常があれば安静が必要と述べているし, 1958年にはSherlock2)が, 社会復帰には入院期間の2倍が必要であると, 非常に慎重な対応を報告している. |
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ISSN: | 0289-3770 2189-602X |
DOI: | 10.15063/rigaku.KJ00001306083 |