片側性変形股関節症の術前・術後のテコ比および股外転筋々力とTrendelenburg徴候との関係について

変形性股関節症(以下変股症と略す. )のTrendelenburg徴候が, 股外転筋々力の低下と関係することは周知のことであるが, その関係だけで理解するには困難なことがある. 今回, 片側性変股症の術前・術後のテコ比および股外転筋々力とTrendelenburg徴候との関係について, 知見を得たので報告する. II. 対象 当院整形外科で片側性変股症と診断され, 昭和63年1月~7月までに人工股関節置換術および人工骨頭置換術を施行した10症例(全症例:女性, 年齢:61.3±6.3才, 身長:155.2±4.6cm, 体重:48.2±10kg, 脚長差:術前-1.2±0.6cm, 術後0.2...

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Veröffentlicht in:理学療法学 1989, Vol.16 (suppl), p.203-203
Hauptverfasser: 寺田勝彦, 池川真由美, 辻千春, 高鶴比佐志, 謝花芳治, 中島君野, 武田芳夫, 田中清介
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:変形性股関節症(以下変股症と略す. )のTrendelenburg徴候が, 股外転筋々力の低下と関係することは周知のことであるが, その関係だけで理解するには困難なことがある. 今回, 片側性変股症の術前・術後のテコ比および股外転筋々力とTrendelenburg徴候との関係について, 知見を得たので報告する. II. 対象 当院整形外科で片側性変股症と診断され, 昭和63年1月~7月までに人工股関節置換術および人工骨頭置換術を施行した10症例(全症例:女性, 年齢:61.3±6.3才, 身長:155.2±4.6cm, 体重:48.2±10kg, 脚長差:術前-1.2±0.6cm, 術後0.2±0.3cm, 大腿長:35.9±2.6, 日整会術前臨床評価総点:49.7±18, 術後退院日数:47.2±5.6日, 皮切:全症例harding approach)を対象とした.
ISSN:0289-3770