当院の臨床実習(PTS)効果について

臨床実習は, 一般に学生の実習前後の変化によりその効果が評価される. 著しい向上変化をもたらす臨床実習こそ効果があったといえるが, 同時にその変化を持続してこそ真に効果的といえるであろう. 臨床実習効果としての変化は, 将来に対応して, さらに向上への変化をするものでたければならないとすれば, 変化に対応する能力を与えることも効果に含めたければならない. 「目的と方法」 当院での臨床実習経験者が, 卒業後『佐賀医大での臨床実習の効果について』, どのような感想を持っているかを知る目的で, 臨床実習経験者全員を対象にアンケート調査を行った. 記入は自由連想法で箇条書きとし, 署名についてはふれな...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:理学療法学 1989, Vol.16 (suppl), p.177-177
Hauptverfasser: 田中信広, 森勝彦, 渡辺英夫, 笠原とし子, 浅見豊子
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:臨床実習は, 一般に学生の実習前後の変化によりその効果が評価される. 著しい向上変化をもたらす臨床実習こそ効果があったといえるが, 同時にその変化を持続してこそ真に効果的といえるであろう. 臨床実習効果としての変化は, 将来に対応して, さらに向上への変化をするものでたければならないとすれば, 変化に対応する能力を与えることも効果に含めたければならない. 「目的と方法」 当院での臨床実習経験者が, 卒業後『佐賀医大での臨床実習の効果について』, どのような感想を持っているかを知る目的で, 臨床実習経験者全員を対象にアンケート調査を行った. 記入は自由連想法で箇条書きとし, 署名についてはふれなかった. 調査対象者は21名で, 18名にアンケートを送付し, 回収率83%であった.
ISSN:0289-3770