正常人および頸髄症における短潜時SEPの検討

今回頸髄症の神経機能障害を客観的に評価する目的にて上肢短潜時SEPを検討したので報告する対象および方法 対象は正常人11名(平均年令39才), および当院理学療法科にて治療を受けている頚髄症を呈する強直性脊椎骨増殖症(症例1)および頸椎症(症例2)である. 方法は上肢手関節部で正中神経を持統時間0.2msecにて5Hz頻度で電気刺激し, 記録は刺激側における鎖骨上Erb点, C7Spinus process,C2 Spinus process, 対側頭皮上での手の感覚野とし, 不関電極は前頭部 FZを共通とし各々記録導出した. 測定条件として, 周波数帯域を50HZ-1.5KHZとし, 100...

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Veröffentlicht in:理学療法学 1988, Vol.15 (suppl), p.241-241
Hauptverfasser: 松永義博, 峰久京子, 木村啓介, 安藤美紀
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:今回頸髄症の神経機能障害を客観的に評価する目的にて上肢短潜時SEPを検討したので報告する対象および方法 対象は正常人11名(平均年令39才), および当院理学療法科にて治療を受けている頚髄症を呈する強直性脊椎骨増殖症(症例1)および頸椎症(症例2)である. 方法は上肢手関節部で正中神経を持統時間0.2msecにて5Hz頻度で電気刺激し, 記録は刺激側における鎖骨上Erb点, C7Spinus process,C2 Spinus process, 対側頭皮上での手の感覚野とし, 不関電極は前頭部 FZを共通とし各々記録導出した. 測定条件として, 周波数帯域を50HZ-1.5KHZとし, 1000回の加算回数にて, 40msecのSampling時間とした.
ISSN:0289-3770