上肢随意運動遂行過程の時間的解析

パーキンソン病患者に対して, 上肢に於ける一定の随意運動を規則刺激と不規則刺激を合図として縛り返す中から, 運動パターンを構成する各票素に費やされる時間と主動作筋の筋放電様式から分析を行い, 本症の臨床症状として捉えられる運動開始の遅延と運動の緩徐化を検索し, 老年者にみられる運動の拙劣さとの差異を比較検討したので報告する. 「対 象」 健常老人6名(68.5±5.2歳)と機能阻害がYahrの分類でIIに該当するパーキンソン病6名(61.8±13.7歳)である....

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Veröffentlicht in:理学療法学 1988, Vol.15 (suppl), p.207-207
Hauptverfasser: 岩月宏泰, 室賀辰夫, 木山喬博, 辻井洋一郎, 猪田邦雄
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:パーキンソン病患者に対して, 上肢に於ける一定の随意運動を規則刺激と不規則刺激を合図として縛り返す中から, 運動パターンを構成する各票素に費やされる時間と主動作筋の筋放電様式から分析を行い, 本症の臨床症状として捉えられる運動開始の遅延と運動の緩徐化を検索し, 老年者にみられる運動の拙劣さとの差異を比較検討したので報告する. 「対 象」 健常老人6名(68.5±5.2歳)と機能阻害がYahrの分類でIIに該当するパーキンソン病6名(61.8±13.7歳)である.
ISSN:0289-3770