MRIにみられた所見と理学療法

<目的>近年, 磯気共鳴画像診断法(以下MRI)が開発され, 当院でも利用されている. CTと比較し, その特徴として1)骨が描出されず, アーチファクトがない. 2)矢状断層面や前頭断層面が患者の体位を変えずに縛られる. 3)水素密度, 緩和時間の差により組織特異性が高い. 4)電離放射線被曝が無い, 等である. 今回, 我々はMRIにより障害部位が明確化された三症例を経験した. MRIにみられた所見と学療法について若干の考察を加えて報告し, 今後, 理学療法におけるMRIの意義について検討されることの提起としたい....

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Veröffentlicht in:理学療法学 1988, Vol.15 (suppl), p.115-115
Hauptverfasser: 加藤美佐子, 松瀬多計久, 田代千恵美, 辺土名隆, 小山泰彦, 浅見悦子
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:<目的>近年, 磯気共鳴画像診断法(以下MRI)が開発され, 当院でも利用されている. CTと比較し, その特徴として1)骨が描出されず, アーチファクトがない. 2)矢状断層面や前頭断層面が患者の体位を変えずに縛られる. 3)水素密度, 緩和時間の差により組織特異性が高い. 4)電離放射線被曝が無い, 等である. 今回, 我々はMRIにより障害部位が明確化された三症例を経験した. MRIにみられた所見と学療法について若干の考察を加えて報告し, 今後, 理学療法におけるMRIの意義について検討されることの提起としたい.
ISSN:0289-3770