電気刺激による筋力強化

今回, 我々は膝の前十字靱帯再建術後のギプス固定例に対して, 電気刺激が筋力強化訓練に有効であることを立証するために, 刺激群と非刺激群の2群に分けて理学療法を行なったので報告する. 「対象」対象例は, 昭和62年1月からlO月までの間に本院整形外科にて前十字靱帯再建術を行なった21例(21膝関節)である. 術式は自家膝蓋腱中1/3を利用した遊離移植法である. 対象例を無作為に, 刺激群13例(13膝関節), 非刺激群8例(8膝関節)に分けた. 刺激群13例は, 男性7例・女性6例, 年齢17才から40才平均24.8才で, 合併症として半月板あるいは側副靱帯損傷は7例に認められた. 受傷から手...

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Veröffentlicht in:理学療法学 1988, Vol.15 (suppl), p.33-33
Hauptverfasser: 江崎重昭, 大島富雄, 伊勢真樹, 川村次郎, 広瀬一史
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:今回, 我々は膝の前十字靱帯再建術後のギプス固定例に対して, 電気刺激が筋力強化訓練に有効であることを立証するために, 刺激群と非刺激群の2群に分けて理学療法を行なったので報告する. 「対象」対象例は, 昭和62年1月からlO月までの間に本院整形外科にて前十字靱帯再建術を行なった21例(21膝関節)である. 術式は自家膝蓋腱中1/3を利用した遊離移植法である. 対象例を無作為に, 刺激群13例(13膝関節), 非刺激群8例(8膝関節)に分けた. 刺激群13例は, 男性7例・女性6例, 年齢17才から40才平均24.8才で, 合併症として半月板あるいは側副靱帯損傷は7例に認められた. 受傷から手術までの期間は平均15.7ケ月である. 非刺激群8例は, 男性2例・女性6例, 年齢16才から34才平均22.6才で, 合併症として半月板あるいは側副靱帯損傷は7例に認められた. 受傷から手術までの期間は平均15.3ケ月である.
ISSN:0289-3770