左右軸における脳卒中片麻痺患者の重心位置
脳卒中片麻痺患者が立位姿勢を維持した場合, 平衡機能障害の影響が大きい. これは, 足底の表在及び深部知覚等の感覚入力や抗重力筋のTonus・筋力の合目的作用の欠如, 立ち直り, 平衡反応の障害等種々の要因が考えられる. 脳卒中片麻痺患者の, 立位時の重心動揺は, 移動距離という面から, 健常者との比較やBr. stage別, 移動能力別に比較検討され, 立位安定度の判断がある程度可能となっている. また, 左右軸における, 重心位置の健側偏位傾向がありBr. stageが低いほど偏位が大きくなることも報告されている. 今回は, 脳卒中片麻痺患者において, 聖心動揺距離及び位置と下肢運動年齢(...
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Veröffentlicht in: | 理学療法学 1988, Vol.15 (suppl), p.19-19 |
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Hauptverfasser: | , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 脳卒中片麻痺患者が立位姿勢を維持した場合, 平衡機能障害の影響が大きい. これは, 足底の表在及び深部知覚等の感覚入力や抗重力筋のTonus・筋力の合目的作用の欠如, 立ち直り, 平衡反応の障害等種々の要因が考えられる. 脳卒中片麻痺患者の, 立位時の重心動揺は, 移動距離という面から, 健常者との比較やBr. stage別, 移動能力別に比較検討され, 立位安定度の判断がある程度可能となっている. また, 左右軸における, 重心位置の健側偏位傾向がありBr. stageが低いほど偏位が大きくなることも報告されている. 今回は, 脳卒中片麻痺患者において, 聖心動揺距離及び位置と下肢運動年齢(L. M. A. )や片足立ち時間など臨床的パラメーターとの関係を検討した. |
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ISSN: | 0289-3770 |