長期人工呼吸器依存患者の在宅療養システムの紹介
人工呼吸器を使用している患者にとって, 家庭復帰は『夢』であった. 北里大学東病院では包括的地域医療の提供をめざし, 人工呼吸器の貸し出し事業を確立し, その患者の在宅療養を実現させた. このシステム作りに理学療法士として参加し, 現在まで二症例に適応した. また理学療法士としての他の役割は, 効果的な呼吸パターンの再教育, 気管支排痰法, 廃用症候群の予防や改善のための運動療法の指導であった. 患者の人生・生活の質を高めるためにも, 地域医療における理学療法士の役割を拡充していくべきである....
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Veröffentlicht in: | 理学療法学 1988-07, Vol.15 (4), p.361-364 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 人工呼吸器を使用している患者にとって, 家庭復帰は『夢』であった. 北里大学東病院では包括的地域医療の提供をめざし, 人工呼吸器の貸し出し事業を確立し, その患者の在宅療養を実現させた. このシステム作りに理学療法士として参加し, 現在まで二症例に適応した. また理学療法士としての他の役割は, 効果的な呼吸パターンの再教育, 気管支排痰法, 廃用症候群の予防や改善のための運動療法の指導であった. 患者の人生・生活の質を高めるためにも, 地域医療における理学療法士の役割を拡充していくべきである. |
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ISSN: | 0289-3770 |
DOI: | 10.15063/rigaku.kj00001305843 |