臨床面での簡便な後足部内反評価法の試み

脳卒中片麻痺症例の内反尖足は, ADL, 歩行の安定性を左右する阻害因子であり, 動的場面で程度を客観的に評価することは難しい. とりわけ装具処方手術適応には, 臨床場面での観察による判断が多い我々の経験では, 後足部内反は踵骨内反を伴うため前足部内反に比べ, 装具での矯正が難しく体重負荷を阻害していると考える. そこで, 後足部における簡便な内反評価法を試み, 正常例, 装具処方例, 手術適応例を比較検討したので報告する....

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:理学療法学 1987, Vol.14 (suppl), p.196-196
Hauptverfasser: 宮下智, 工藤壱郎, 金井敏男, 平野弘之, 福井圀彦
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:脳卒中片麻痺症例の内反尖足は, ADL, 歩行の安定性を左右する阻害因子であり, 動的場面で程度を客観的に評価することは難しい. とりわけ装具処方手術適応には, 臨床場面での観察による判断が多い我々の経験では, 後足部内反は踵骨内反を伴うため前足部内反に比べ, 装具での矯正が難しく体重負荷を阻害していると考える. そこで, 後足部における簡便な内反評価法を試み, 正常例, 装具処方例, 手術適応例を比較検討したので報告する.
ISSN:0289-3770