膝伸展ラグに対する電気刺激訓練について

肢骨折の理学療法を行うにあたり重要事項の一つに, いかに大腿四頭筋の筋萎縮を固定期間中に防ぎ, 更にその機能回復を速やかに促して行くかという事がある. 今回我々は, 下肢外傷後に著明な大腿四頭筋の萎縮を認め, 更に膝伸展角度において他動運動時と自動運動時に差を生じる状態(以下, 膝伸展ラグとする. )を伴った2症例に対して, 内側広筋に電気刺激訓練(以下, ES訓練とする. )を行い, 若干の知見を得たので, ここに報告する....

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:理学療法学 1987, Vol.14 (suppl), p.155-155
Hauptverfasser: 大河俊博, 山根一人, 中原啓晶, 山成保子, 高橋由起子
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:肢骨折の理学療法を行うにあたり重要事項の一つに, いかに大腿四頭筋の筋萎縮を固定期間中に防ぎ, 更にその機能回復を速やかに促して行くかという事がある. 今回我々は, 下肢外傷後に著明な大腿四頭筋の萎縮を認め, 更に膝伸展角度において他動運動時と自動運動時に差を生じる状態(以下, 膝伸展ラグとする. )を伴った2症例に対して, 内側広筋に電気刺激訓練(以下, ES訓練とする. )を行い, 若干の知見を得たので, ここに報告する.
ISSN:0289-3770