臨床実習指導についてのアンケート調査
第3学年の臨床実習の目標は, 協会教育部の臨床実習の手引きによれば, 臨床の場で, 患者の評価, 治療プログラムの作成を学び, 学校で習得した理論と技術の応用を実習し, 組織の運営, 管理, 専門職としての理学療法士の資質の育成等があげられている. 我々は免許取得のための専門知識のつめこみに傾倒しないよう配慮する意味から, 大学の教育機関としての特徴を生かして広い視野からの生涯教育に適応できる素地の育成につとめてきた. 実習指導目標は各養成校によって微妙な差がある. 例えば対象疾患や, 理学療法プロセスの実現度, あるいは評価, 治療, 考察といった患者治療の進行度等から分けられている. この...
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Veröffentlicht in: | 理学療法学 1987, Vol.14 (suppl), p.134-134 |
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Hauptverfasser: | , , , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 第3学年の臨床実習の目標は, 協会教育部の臨床実習の手引きによれば, 臨床の場で, 患者の評価, 治療プログラムの作成を学び, 学校で習得した理論と技術の応用を実習し, 組織の運営, 管理, 専門職としての理学療法士の資質の育成等があげられている. 我々は免許取得のための専門知識のつめこみに傾倒しないよう配慮する意味から, 大学の教育機関としての特徴を生かして広い視野からの生涯教育に適応できる素地の育成につとめてきた. 実習指導目標は各養成校によって微妙な差がある. 例えば対象疾患や, 理学療法プロセスの実現度, あるいは評価, 治療, 考察といった患者治療の進行度等から分けられている. この実習目標や指導項目を, どの程度にするかは非常に難しい問題である. 今回当大学にて実習を終了した理学療法士と出身養成校教官に対しアンケート調査を行ない, 実習内容とその成果について検討を加えたので報告する. |
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ISSN: | 0289-3770 |