運動浴の経済性について

健保法改正による健保本人の医療費一割負担および5年続きの薬価基準引き下げは病院経営に大きな打撃を与え種々の面での対応がせまられている. 理学療法の水治療部門で必要とされる水の量は相当量である. 今回我々は, 運動浴における水の節約を衛生面より検討した. 対象および方法 運動浴は縦3m横4.9m通常水位90cmで約1cm^3 の水量が入る. このうち3平方メートルを毎日排水し新しい水を注入し翌日蒸気で一定温度まで上昇させている. 週に一度プールの水すべてを排出し掃除が行なわれている. この運動浴において, 毎日水をかえる・一日おきにかえる・一週間水をかえないというそれぞれ違った方法における水質の...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:理学療法学 1986, Vol.13 (1), p.93-93
Hauptverfasser: 森本和宏, 佐野忍, 大内肖美, 久田千隆, 田中雅春
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:健保法改正による健保本人の医療費一割負担および5年続きの薬価基準引き下げは病院経営に大きな打撃を与え種々の面での対応がせまられている. 理学療法の水治療部門で必要とされる水の量は相当量である. 今回我々は, 運動浴における水の節約を衛生面より検討した. 対象および方法 運動浴は縦3m横4.9m通常水位90cmで約1cm^3 の水量が入る. このうち3平方メートルを毎日排水し新しい水を注入し翌日蒸気で一定温度まで上昇させている. 週に一度プールの水すべてを排出し掃除が行なわれている. この運動浴において, 毎日水をかえる・一日おきにかえる・一週間水をかえないというそれぞれ違った方法における水質の検討を衛生化学的標準に従って行なった.
ISSN:0289-3770