健常人の靴の有無による歩行の違い

目的 臨床において, しはしは理学療法士は, 靴について患者に対しアドバイスをする事がある. 靴は足を外力から保護すると同時に, 起立と歩行の機能を十分に発揮させる役割を果さなくてはならない. 我々は今回, 大型床反力計により裸足歩行と靴歩行を健常者により比較検討した. 対象および方法 1)対象平均年令27.8才の健常成人男子9名を被験者とし, 靴は各人の日常使用している靴を用いた. 2)方法9×2・9×0・15mのステージを作り, そのほぼ中央に2.5×0.4mの大型床反力計(アニマKK製)を2基設置し, 演算はSORDM200を使用した. 被験者はイスに腰かけ「歩いてください」の合図でイス...

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Veröffentlicht in:理学療法学 1985, Vol.12 (suppl), p.152-152
Hauptverfasser: 田中敏明, 小野洋一, 大畠純一, 工藤実, 中上孝司, 大山幸蔵, 守田政信
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:目的 臨床において, しはしは理学療法士は, 靴について患者に対しアドバイスをする事がある. 靴は足を外力から保護すると同時に, 起立と歩行の機能を十分に発揮させる役割を果さなくてはならない. 我々は今回, 大型床反力計により裸足歩行と靴歩行を健常者により比較検討した. 対象および方法 1)対象平均年令27.8才の健常成人男子9名を被験者とし, 靴は各人の日常使用している靴を用いた. 2)方法9×2・9×0・15mのステージを作り, そのほぼ中央に2.5×0.4mの大型床反力計(アニマKK製)を2基設置し, 演算はSORDM200を使用した. 被験者はイスに腰かけ「歩いてください」の合図でイスから立ち上り, 床反力計の上を裸足および靴による自由歩行を各々5回繰り返し試行した.
ISSN:0289-3770