片麻痺の呼吸機能〈MVVと身体機能

日常我々は臨床において, 運動機能の変化ばかりを追いがちであるが, 運動機能の改善に伴い呼吸機能の改善も考えられる. 今回我々は検査により, 得た肺気量分画, 1秒量, 努力性肺活量, 最大呼気流量, 最大換気量(以下MVVと略す)の入退院時の平均値を比較検討した. その結果MVVにおいて, 有意差(P:0.05)を生じ改善を認めた. そこでMVV変化と身体機能の改善とには関連があるのではないかという仮説のもとに, 両者の関係について考察を加え若干の知見を得たので報告する....

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Veröffentlicht in:理学療法学 1984, Vol.11 (suppl), p.121-121
Hauptverfasser: 塩塚順, 藤本欽也, 井口恭一, 田村稔, 橋田薫, 渡辺昌寿, 真砂恵一, 仲間輝
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:日常我々は臨床において, 運動機能の変化ばかりを追いがちであるが, 運動機能の改善に伴い呼吸機能の改善も考えられる. 今回我々は検査により, 得た肺気量分画, 1秒量, 努力性肺活量, 最大呼気流量, 最大換気量(以下MVVと略す)の入退院時の平均値を比較検討した. その結果MVVにおいて, 有意差(P:0.05)を生じ改善を認めた. そこでMVV変化と身体機能の改善とには関連があるのではないかという仮説のもとに, 両者の関係について考察を加え若干の知見を得たので報告する.
ISSN:0289-3770