義足装着訓練に難渋した両下肢切断・3症例からの検討

一般に下肢切断の義足装着訓練は, 早期歩行を目標として計画的なプログラムで進められる. また今日の化学療法の進歩, 整形外科的処置, さらにマイクロサージェリーの発展により断端ができるだけ長く温存されるような処置がとられている. しかしそのことにより断端訓練の遅れ, また不良断端のため一連のプログラムでは行なえないなどの問題を残すことがある. 当リハビリテーション(以下リハと略す)科は, 昭和50年に開設されて以来, 58年12月末までに77例の義足装着訓練を経験している. その中でも特に装着訓練に難渋した両下肢切断の3症例について再検討し, 報告する....

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:理学療法学 1984, Vol.11 (suppl), p.50-50
Hauptverfasser: 平上二九三, 香月達也, 北川喜代美, 石黒由利子, 永富史子, 伊勢真樹, 小野仁之, 山野慶樹, 林和弘
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:一般に下肢切断の義足装着訓練は, 早期歩行を目標として計画的なプログラムで進められる. また今日の化学療法の進歩, 整形外科的処置, さらにマイクロサージェリーの発展により断端ができるだけ長く温存されるような処置がとられている. しかしそのことにより断端訓練の遅れ, また不良断端のため一連のプログラムでは行なえないなどの問題を残すことがある. 当リハビリテーション(以下リハと略す)科は, 昭和50年に開設されて以来, 58年12月末までに77例の義足装着訓練を経験している. その中でも特に装着訓練に難渋した両下肢切断の3症例について再検討し, 報告する.
ISSN:0289-3770