口腔外科入院患者の医科対診状況

口腔外科的疾患を持つ入院患者の術前, 術中および, 術後管理において, 医学的助言を必要とすることがしばしばある. 患者が, 全身疾患を有する場合はもとより, 病変が口腔と隣接する組織に及ぶ場合は, 術前にその状態に関する正確な情報を得ることが, 手術を成功させるうえで重要となる. また, 入院期間を通して, 非常に様々な患者の訴えや, 症状, 各種検査結果に対して適切な対応を行ううえでも医科対診は必要不可欠であると考えられる. そこで, 著者らは, これまで当科で行ってきた入院患者に対する医科対診を今後の治療に役立てる目的で, その状況を調査, 検討した. 今回は, 特に, 成人とは異なる解...

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Veröffentlicht in:小児口腔外科 1997, Vol.7 (1), p.29-33
Hauptverfasser: 福永秀一, 権田敏之, 青山智美, 北道敏行, 林絵美子, 船木章宏, 嶋田淳, 山本美朗
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:口腔外科的疾患を持つ入院患者の術前, 術中および, 術後管理において, 医学的助言を必要とすることがしばしばある. 患者が, 全身疾患を有する場合はもとより, 病変が口腔と隣接する組織に及ぶ場合は, 術前にその状態に関する正確な情報を得ることが, 手術を成功させるうえで重要となる. また, 入院期間を通して, 非常に様々な患者の訴えや, 症状, 各種検査結果に対して適切な対応を行ううえでも医科対診は必要不可欠であると考えられる. そこで, 著者らは, これまで当科で行ってきた入院患者に対する医科対診を今後の治療に役立てる目的で, その状況を調査, 検討した. 今回は, 特に, 成人とは異なる解剖学的, 生理学的特徴をもつ小児患者を対象に報告する.
ISSN:0917-5261