小児の硬口蓋に発現した乳頭腫の1例

小児の口腔内に発生する乳頭腫は比較的まれな疾患と考えられている(Greerら, 1974). Abbeyら(1980)は464例について検索し, その発生頻度は口蓋が34%で最も多かったとしている. またEllerら(1963)は, そのなかでも軟口蓋に好発し, 硬口蓋に発生したものは10.5%であったと報告している. 今回, 我々は小児の硬口蓋正中部に発生した本腫瘍の1例を経験したので報告する. 症例:4歳, 男児 主訴:硬口蓋正中部の腫瘤 家族歴, 既往歴:特記事項はない....

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Hauptverfasser: 徳留慎吾, 杉本忠雄, 石橋浩晃, 黒川英雄, 梶山稔
Format: Tagungsbericht
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Zusammenfassung:小児の口腔内に発生する乳頭腫は比較的まれな疾患と考えられている(Greerら, 1974). Abbeyら(1980)は464例について検索し, その発生頻度は口蓋が34%で最も多かったとしている. またEllerら(1963)は, そのなかでも軟口蓋に好発し, 硬口蓋に発生したものは10.5%であったと報告している. 今回, 我々は小児の硬口蓋正中部に発生した本腫瘍の1例を経験したので報告する. 症例:4歳, 男児 主訴:硬口蓋正中部の腫瘤 家族歴, 既往歴:特記事項はない.
ISSN:0917-5261