鹿との共生を目指して

古くから、日本人は鹿に対して可愛らしい、高貴である等の好印象を持っており、神使或は神獣として崇めてきた。しかし、現在、毎年約40 万頭の鹿が害獣として駆除されており、駆除された鹿の大部分は、ゴミとして廃棄されているのが現状である。我々は、駆除された鹿を有効資源として利用すべきと考えており、鹿肉、鹿皮や鹿茸の天然資源としての価値を模索している。日本人は鹿と古くから深い絆を培ってきたことから、今後も鹿と共生するための方法を探っていくべきと考える。今回は、ニュージーランド、台湾及びモンゴルにおける鹿との共生方法と鹿の資源としての利用法について報告し、考察したい。...

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Veröffentlicht in:Journal of International Society of Life Information Science 2018, Vol.36(1), pp.23
1. Verfasser: 橋爪, 秀一
Format: Artikel
Sprache:eng ; jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:古くから、日本人は鹿に対して可愛らしい、高貴である等の好印象を持っており、神使或は神獣として崇めてきた。しかし、現在、毎年約40 万頭の鹿が害獣として駆除されており、駆除された鹿の大部分は、ゴミとして廃棄されているのが現状である。我々は、駆除された鹿を有効資源として利用すべきと考えており、鹿肉、鹿皮や鹿茸の天然資源としての価値を模索している。日本人は鹿と古くから深い絆を培ってきたことから、今後も鹿と共生するための方法を探っていくべきと考える。今回は、ニュージーランド、台湾及びモンゴルにおける鹿との共生方法と鹿の資源としての利用法について報告し、考察したい。
ISSN:1341-9226
2424-0761
DOI:10.18936/islis.36.1_23