電磁シールドを用いた遠隔作用実験における皮膚電気活動の分析
筆者らは, 気功熟達者2名を通常の情報伝達を遮断した部屋に個別に隔離し, 一方(送信者)から他方(受信者)へ対人遠隔作用が及ぼされたときの受信者に生じる生理変化を測定した. 被験者には, 筆者らの過去の実験で, 送信者と受信者の身体動作時刻の一致性が見出されたペアを用いた. 送信者は電磁シールド室内の受信者に向かって, 1試行80秒間に1回, 無作為・二重盲検条件で送信動作(発気動作)を行い, 受信者の皮膚コンダクタンス変化を, 直流0.5V定電圧通電法, サンプリングレート200Hzで測定した. 計35試行の実験の結果, 送信時間帯の受信者の皮膚コンダクタンスの揺らぎが, 送信前後に比べて小...
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Veröffentlicht in: | Journal of International Society of Life Information Science 2000, Vol.18 (1), p.127-133 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 筆者らは, 気功熟達者2名を通常の情報伝達を遮断した部屋に個別に隔離し, 一方(送信者)から他方(受信者)へ対人遠隔作用が及ぼされたときの受信者に生じる生理変化を測定した. 被験者には, 筆者らの過去の実験で, 送信者と受信者の身体動作時刻の一致性が見出されたペアを用いた. 送信者は電磁シールド室内の受信者に向かって, 1試行80秒間に1回, 無作為・二重盲検条件で送信動作(発気動作)を行い, 受信者の皮膚コンダクタンス変化を, 直流0.5V定電圧通電法, サンプリングレート200Hzで測定した. 計35試行の実験の結果, 送信時間帯の受信者の皮膚コンダクタンスの揺らぎが, 送信前後に比べて小さくなることが見出された. |
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ISSN: | 1341-9226 |