感覚外情報伝達に関する脳波測定実験

情報送信者と情報受信者を感覚伝達を遮断した2部屋に配置し, 感覚外情報伝達を試み, その時の受信者の脳波を測定した. 感覚外情報送信は継続した2分間の内の無作為に選ばれた前半または後半において行い, 受信者はその送信時間帯と送信内容を推測する. 20回の試行の結果, 受信者は送信時間帯を統計的に有意に推測することができなかったが, 感覚外情報送信時と非送信時の脳波のα波平均振幅の間には統計的に有意な差が見られ, 下意識における感覚外情報伝達の存在が示唆された....

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:Journal of International Society of Life Information Science 1996, Vol.14 (1), p.43-48
Hauptverfasser: 平澤雅彦, 山本幹男, 河野貴美子, 古川章
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:情報送信者と情報受信者を感覚伝達を遮断した2部屋に配置し, 感覚外情報伝達を試み, その時の受信者の脳波を測定した. 感覚外情報送信は継続した2分間の内の無作為に選ばれた前半または後半において行い, 受信者はその送信時間帯と送信内容を推測する. 20回の試行の結果, 受信者は送信時間帯を統計的に有意に推測することができなかったが, 感覚外情報送信時と非送信時の脳波のα波平均振幅の間には統計的に有意な差が見られ, 下意識における感覚外情報伝達の存在が示唆された.
ISSN:1341-9226