相関分析

理学療法に関する研究発表, 論文において, 相関分析は, 一般によく用いられる統計的手法である. しかし, その手法の用い方が不適切な場合や, この手法を用いて結果が記載されているにも関わらず, その解釈が充分でなかったり, 誤っていたりする場合, 検定, 推定が成されていない場合などがよく見受けられる. ここでは, この手法を正しく用いるために, 少なくとも理解しておいたほうがよいことについて述べたい. 相関とはどのような関係をいうのか, 相関係数rや回帰直線はどのようなものか, またそれを求める際にどのような注意が必要か, などを中心に述べる. そして, それらの理解を深めるために最小2乗...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:運動生理 1991, Vol.6 (3), p.127-132
1. Verfasser: 藤井菜穂子
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:理学療法に関する研究発表, 論文において, 相関分析は, 一般によく用いられる統計的手法である. しかし, その手法の用い方が不適切な場合や, この手法を用いて結果が記載されているにも関わらず, その解釈が充分でなかったり, 誤っていたりする場合, 検定, 推定が成されていない場合などがよく見受けられる. ここでは, この手法を正しく用いるために, 少なくとも理解しておいたほうがよいことについて述べたい. 相関とはどのような関係をいうのか, 相関係数rや回帰直線はどのようなものか, またそれを求める際にどのような注意が必要か, などを中心に述べる. そして, それらの理解を深めるために最小2乗法という手法についても簡単に触れる.
ISSN:0912-7100