内側楔状開大型高位脛骨骨切り術患者の膝関節伸展筋力に影響を与える術前因子
〔目的〕内側楔状開大型高位脛骨骨切り術(OWHTO)患者の術後膝伸展筋力に影響を与える術前因子について検討した.〔対象と方法〕当院でOWHTOを施行した47例54膝(年齢60.6 ± 7.2歳)を対象とした.術前のJapan Orthopaedic Association score,膝関節可動域,膝伸展筋力,術後1年と3年の膝伸展筋力を評価した.術後の筋力は術前からの変化率を算出した.〔結果〕術後1年までの膝伸展筋力は術前に対し平均20.6 ± 47.0%改善し,術後3年では平均32.6 ± 58.8%と術後1年より大きな改善を示していた.いずれの時期も術後の膝伸展筋力変化率に最も影響してい...
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Veröffentlicht in: | 理学療法科学 2021, Vol.36(5), pp.705-709 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Schlagworte: | |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 〔目的〕内側楔状開大型高位脛骨骨切り術(OWHTO)患者の術後膝伸展筋力に影響を与える術前因子について検討した.〔対象と方法〕当院でOWHTOを施行した47例54膝(年齢60.6 ± 7.2歳)を対象とした.術前のJapan Orthopaedic Association score,膝関節可動域,膝伸展筋力,術後1年と3年の膝伸展筋力を評価した.術後の筋力は術前からの変化率を算出した.〔結果〕術後1年までの膝伸展筋力は術前に対し平均20.6 ± 47.0%改善し,術後3年では平均32.6 ± 58.8%と術後1年より大きな改善を示していた.いずれの時期も術後の膝伸展筋力変化率に最も影響していた術前因子は膝伸展筋力であった.〔結語〕OWHTOは術前の膝伸展筋力が低下している症例ほど,術後の筋力測定でより大きな改善を認めていた. |
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ISSN: | 1341-1667 2434-2807 |
DOI: | 10.1589/rika.36.705 |