運動観察時の身体部位の空間的一致度は 運動イメージを向上させる
〔目的〕運動観察時の身体部位の空間的一致度は運動イメージを向上させるかを調べるために本研究を実施した.〔対象と方法〕右利きの健常成人24名(男性15名,女性9名,21.3 ± 4歳)を対象とし,PCでランダムに3群(近位観察群:AON群・遠位観察群:AOF群・対照群)に振り分けた.課題は手の心的回転課題(HMRT)とし,反応時間を測定した.はじめにHMRTを行わせ,各群に対し異なった条件で運動観察を行わせた.運動観察後にHMRTを実施した.〔結果〕観察前では3群で反応時間に有意差はみられなかったが,観察後の結果ではAON群はAOF群・対照群よりも有意に反応時間が早かった.〔結語〕運動観察中の身...
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Veröffentlicht in: | 理学療法科学 2020, Vol.35(1), pp.63-66 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 〔目的〕運動観察時の身体部位の空間的一致度は運動イメージを向上させるかを調べるために本研究を実施した.〔対象と方法〕右利きの健常成人24名(男性15名,女性9名,21.3 ± 4歳)を対象とし,PCでランダムに3群(近位観察群:AON群・遠位観察群:AOF群・対照群)に振り分けた.課題は手の心的回転課題(HMRT)とし,反応時間を測定した.はじめにHMRTを行わせ,各群に対し異なった条件で運動観察を行わせた.運動観察後にHMRTを実施した.〔結果〕観察前では3群で反応時間に有意差はみられなかったが,観察後の結果ではAON群はAOF群・対照群よりも有意に反応時間が早かった.〔結語〕運動観察中の身体位置は運動イメージ能力に影響を与える可能性が考えられた. |
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ISSN: | 1341-1667 2434-2807 |
DOI: | 10.1589/rika.35.63 |