慢性期脳卒中片麻痺患者に対する促通反復療法の痙縮減弱効果
〔目的〕促通反復療法(Repetitive Facilitative Exercise:RFE)の痙縮減弱効果を検討すること.〔対象と方法〕慢性期脳卒中片麻痺患者30名に対して促通反復療法を中核とする治療(50回ずつ3セット,ADL練習,他:計100分)を週7回の頻度で4週間実施した.痙縮の評価にmodified Ashworth scaleを用い,麻痺肢の15関節運動について初回のRFEの前後,翌日のRFE前,4週間のRFE終了日のRFE前に実施し,RFEの痙縮減弱効果を検討した.〔結果〕RFEの痙縮減弱効果は即時効果と4週間の蓄積効果の全ての関節運動において有意であった.〔結語〕RFEは多...
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Veröffentlicht in: | 理学療法科学 2019, Vol.34(5), pp.569-574 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 〔目的〕促通反復療法(Repetitive Facilitative Exercise:RFE)の痙縮減弱効果を検討すること.〔対象と方法〕慢性期脳卒中片麻痺患者30名に対して促通反復療法を中核とする治療(50回ずつ3セット,ADL練習,他:計100分)を週7回の頻度で4週間実施した.痙縮の評価にmodified Ashworth scaleを用い,麻痺肢の15関節運動について初回のRFEの前後,翌日のRFE前,4週間のRFE終了日のRFE前に実施し,RFEの痙縮減弱効果を検討した.〔結果〕RFEの痙縮減弱効果は即時効果と4週間の蓄積効果の全ての関節運動において有意であった.〔結語〕RFEは多くの痙縮筋への痙縮減弱の効果を有する. |
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ISSN: | 1341-1667 2434-2807 |
DOI: | 10.1589/rika.34.569 |