性差や既往歴に関するWall squatの判定調査

〔目的〕Wall Squat(WS)をWall Squat Normal(WSN)かWall Squat Abnormal(WSA)に判定し,性差と整形外科的疾患の既往との関連を検討した.〔対象と方法〕対象は平均年齢21歳の108名とした.対象者のWSをWSNかWSAに判定し,性差と既往歴の有無との関連をχ2乗独立性の検定を用いて検討した.〔結果〕全対象者,既往歴あり者では,WSAは有意に女性に多かったが,既往歴者では有意な関連を認めなかった.〔結語〕WSAは性差に関連し,女性に多く, 下肢・体幹関節疾患の既往に関連している可能性が考えられた.今後, 疾患の障害予防における評価への応用が考えら...

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Veröffentlicht in:理学療法科学 2018, Vol.33(6), pp.897-900
Hauptverfasser: 渡邉, 学, 渡會, 公治, 岡田, 覚, 遠藤, 太陽, 小関, 博久, 角田, 直也
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:〔目的〕Wall Squat(WS)をWall Squat Normal(WSN)かWall Squat Abnormal(WSA)に判定し,性差と整形外科的疾患の既往との関連を検討した.〔対象と方法〕対象は平均年齢21歳の108名とした.対象者のWSをWSNかWSAに判定し,性差と既往歴の有無との関連をχ2乗独立性の検定を用いて検討した.〔結果〕全対象者,既往歴あり者では,WSAは有意に女性に多かったが,既往歴者では有意な関連を認めなかった.〔結語〕WSAは性差に関連し,女性に多く, 下肢・体幹関節疾患の既往に関連している可能性が考えられた.今後, 疾患の障害予防における評価への応用が考えられた.
ISSN:1341-1667
2434-2807
DOI:10.1589/rika.33.897