足趾踵荷重位での立位姿勢保持課題が姿勢制御機能に与える影響

〔目的〕足趾踵荷重位での立位姿勢保持課題が,姿勢制御機能に与える影響を明らかにすることを目的とした.〔対象と方法〕対象は健常成人54名とし,介入群とコントロール群に27名ずつ振り分けた.運動課題は足趾踵荷重位での立位姿勢保持とし,週3回の介入を3週間継続して実施した.〔結果〕実効値面積,動揺中心偏位y座標,姿勢安定度評価指標,前方重心偏位時の動揺中心偏位y座標,非利き足の足趾把持筋力,Functional reach testの測定結果に介入前後で交互作用が認められた.〔結語〕足趾踵荷重位での立位姿勢保持は,前方への姿勢制御機能を向上させることが示唆された....

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:理学療法科学 2018, Vol.33(3), pp.379-383
Hauptverfasser: 佐野, 徳雄, 昇, 寛, 中山, 彰博, 嶋田, 裕司, 丸山, 仁司
Format: Artikel
Sprache:jpn
Schlagworte:
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:〔目的〕足趾踵荷重位での立位姿勢保持課題が,姿勢制御機能に与える影響を明らかにすることを目的とした.〔対象と方法〕対象は健常成人54名とし,介入群とコントロール群に27名ずつ振り分けた.運動課題は足趾踵荷重位での立位姿勢保持とし,週3回の介入を3週間継続して実施した.〔結果〕実効値面積,動揺中心偏位y座標,姿勢安定度評価指標,前方重心偏位時の動揺中心偏位y座標,非利き足の足趾把持筋力,Functional reach testの測定結果に介入前後で交互作用が認められた.〔結語〕足趾踵荷重位での立位姿勢保持は,前方への姿勢制御機能を向上させることが示唆された.
ISSN:1341-1667
2434-2807
DOI:10.1589/rika.33.379