「要支援1」と「要支援2」該当者の筋量の相違

〔目的〕身体各部の筋量から要支援状態区分「要支援1」と「要支援2」に違いがあるのかを明らかにすることである.〔対象〕対象は要支援高齢女性27名(要支援1:17名,要支援2:10名)とした.〔方法〕BIA方式の体組成計を用いて全身筋肉量,大腿筋肉量,下腿筋肉量,体幹筋肉量を測定し,Mann-WhitneyのU検定を用いこれらの平均値の比較を行った.〔結果〕両群間で属性に有意差は認められなかった.筋肉量では下腿を除き,要支援2の群で有意に低値を示した.〔結語〕「要支援2」では筋量が少なく,生活様式や身体活動量が影響していると考えられる....

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Veröffentlicht in:理学療法科学 2015, Vol.30(2), pp.197-201
Hauptverfasser: 後藤, 和也, 久保, 晃, 神津, 教倫
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:〔目的〕身体各部の筋量から要支援状態区分「要支援1」と「要支援2」に違いがあるのかを明らかにすることである.〔対象〕対象は要支援高齢女性27名(要支援1:17名,要支援2:10名)とした.〔方法〕BIA方式の体組成計を用いて全身筋肉量,大腿筋肉量,下腿筋肉量,体幹筋肉量を測定し,Mann-WhitneyのU検定を用いこれらの平均値の比較を行った.〔結果〕両群間で属性に有意差は認められなかった.筋肉量では下腿を除き,要支援2の群で有意に低値を示した.〔結語〕「要支援2」では筋量が少なく,生活様式や身体活動量が影響していると考えられる.
ISSN:1341-1667
2434-2807
DOI:10.1589/rika.30.197