ラット足関節背屈可動域測定法の信頼性に関する検討

〔目的〕足関節背屈可動域の測定時に基本軸となる下腿部の固定方法が検者内信頼性に与える影響を検討することとした.〔対象〕雌Wistar系ラット10匹とした.〔方法〕右足関節背屈可動域を測定した.基本軸の固定は徒手によるか,あるいは器具を使用する方法とした.測定は1名の検者が行い検者内信頼性を求めた.〔結果〕足関節背屈可動域の測定法に対する検者内信頼性は,徒手による固定方法で0.76,器具を使用した固定方法で0.84であった.〔結語〕信頼性の高い可動域測定の結果を得るためには,器具などを使用して基本軸を固定することが有用である....

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Veröffentlicht in:理学療法科学 2014, Vol.29(1), pp.143-145
Hauptverfasser: 田坂, 厚志, 小野, 武也, 沖, 貞明, 梅井, 凡子, 石倉, 英樹, 相原, 一貴, 佐藤, 勇太, 大塚, 彰, 武藤, 徳男
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:〔目的〕足関節背屈可動域の測定時に基本軸となる下腿部の固定方法が検者内信頼性に与える影響を検討することとした.〔対象〕雌Wistar系ラット10匹とした.〔方法〕右足関節背屈可動域を測定した.基本軸の固定は徒手によるか,あるいは器具を使用する方法とした.測定は1名の検者が行い検者内信頼性を求めた.〔結果〕足関節背屈可動域の測定法に対する検者内信頼性は,徒手による固定方法で0.76,器具を使用した固定方法で0.84であった.〔結語〕信頼性の高い可動域測定の結果を得るためには,器具などを使用して基本軸を固定することが有用である.
ISSN:1341-1667
2434-2807
DOI:10.1589/rika.29.143