ヒラメ筋の超音波画像解析と筋電図解析からみた下腿最大周径評価について

〔目的〕下腿最大周径を評価することの重要性を確認するために,下腿最大周径およびヒラメ筋組織構造的要因と,足関節底屈筋力における神経筋機能要因との関係を検討することとした.〔対象〕足部に疾患既往の無い健常成人50名とした.〔方法〕下腿最大周径は下腿長を100%とした場合に腓骨頭下端から26%部位を測定した.ヒラメ筋組織構造的要因は超音波画像診断により,筋力はBIODEX,筋電図解析により測定した.〔結果〕全対象において筋組織構造的要因および下腿最大周径と,足関節底屈筋力との間に有意な相関が認められた.〔結語〕下腿最大周径や足関節底屈筋力はヒラメ筋組織構造的要因が関与していることが示唆された....

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Veröffentlicht in:理学療法科学 2014, Vol.29(1), pp.63-68
Hauptverfasser: 森上, 亜城洋, 西田, 裕介, 高木, 大輔
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Zusammenfassung:〔目的〕下腿最大周径を評価することの重要性を確認するために,下腿最大周径およびヒラメ筋組織構造的要因と,足関節底屈筋力における神経筋機能要因との関係を検討することとした.〔対象〕足部に疾患既往の無い健常成人50名とした.〔方法〕下腿最大周径は下腿長を100%とした場合に腓骨頭下端から26%部位を測定した.ヒラメ筋組織構造的要因は超音波画像診断により,筋力はBIODEX,筋電図解析により測定した.〔結果〕全対象において筋組織構造的要因および下腿最大周径と,足関節底屈筋力との間に有意な相関が認められた.〔結語〕下腿最大周径や足関節底屈筋力はヒラメ筋組織構造的要因が関与していることが示唆された.
ISSN:1341-1667
2434-2807
DOI:10.1589/rika.29.63