属性の異なる運動イメージ能力評価法の相互関係性に関する検討

〔目的〕属性の異なる運動イメージ能力評価法の相互関係性について検討することを目的とした.〔対象〕対象は健常者43名とした.〔方法〕質問紙法(VMIQ-2),メンタルクロノメトリー課題(iBBT,iTUG),メンタルローテーション課題(HLJT)を用い,測定値について相関分析,および主成分分析を行った.〔結果〕VMIQ2-KIとVMIQ2-EVI,VMIQ2-IVI,iTUG,HLJTの間に相関関係が認められた.主成分分析では主としてVMIQ2-IVI,VMIQ2-KI,iTUG,HLJTから構成される第二主成分が,筋感覚イメージに関係する主成分と考えられた.〔結語〕運動イメージ能力の評価には,...

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Veröffentlicht in:理学療法科学 2014, Vol.29(1), pp.45-49
1. Verfasser: 門馬, 博
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:〔目的〕属性の異なる運動イメージ能力評価法の相互関係性について検討することを目的とした.〔対象〕対象は健常者43名とした.〔方法〕質問紙法(VMIQ-2),メンタルクロノメトリー課題(iBBT,iTUG),メンタルローテーション課題(HLJT)を用い,測定値について相関分析,および主成分分析を行った.〔結果〕VMIQ2-KIとVMIQ2-EVI,VMIQ2-IVI,iTUG,HLJTの間に相関関係が認められた.主成分分析では主としてVMIQ2-IVI,VMIQ2-KI,iTUG,HLJTから構成される第二主成分が,筋感覚イメージに関係する主成分と考えられた.〔結語〕運動イメージ能力の評価には,質問紙と合わせてiTUG,HLJTを行うことが有用である.
ISSN:1341-1667
2434-2807
DOI:10.1589/rika.29.45