ロコモーショントレーニング継続者の運動機能の特徴

〔目的〕運動を継続した地域在住高齢者の運動機能の特徴を明らかにすること.〔対象〕地域在住高齢者で,地域での運動に関する講習会に参加した231名.〔方法〕研究開始時に,運動機能に関する7項目のチェック(ロコチェック)を実施し,そのうちひとつでも当てはまる者を,ロコモ陽性とした.週1回以上のロコトレを継続していた者を継続群,その他を非継続群とし,運動機能を比較した.また,継続群/全対象者を「運動継続率」として算出した.〔結果〕継続群では非継続群に比べ,「ロコモ陽性」の割合が有意に高かった.〔結語〕継続群では非継続群に比べ,ロコモの割合が高かったことから,ロコチェックにより自分がロコモであるという自...

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Veröffentlicht in:理学療法科学 2012, Vol.27(4), pp.407-410
Hauptverfasser: 細井, 俊希, 藤田, 博曉, 新井, 智之, 石橋, 英明
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:〔目的〕運動を継続した地域在住高齢者の運動機能の特徴を明らかにすること.〔対象〕地域在住高齢者で,地域での運動に関する講習会に参加した231名.〔方法〕研究開始時に,運動機能に関する7項目のチェック(ロコチェック)を実施し,そのうちひとつでも当てはまる者を,ロコモ陽性とした.週1回以上のロコトレを継続していた者を継続群,その他を非継続群とし,運動機能を比較した.また,継続群/全対象者を「運動継続率」として算出した.〔結果〕継続群では非継続群に比べ,「ロコモ陽性」の割合が有意に高かった.〔結語〕継続群では非継続群に比べ,ロコモの割合が高かったことから,ロコチェックにより自分がロコモであるという自覚が,その後の運動継続につながっていると考えられる.なお,運動継続率は69.3%であった.
ISSN:1341-1667
2434-2807
DOI:10.1589/rika.27.407