人工膝関節置換術後患者の日常生活活動能力の経時的変化
〔目的〕人工膝関節置換術後患者の日常生活活動能力の経時的変化を検討することである.〔対象〕変形性膝関節症で人工膝関節置換術を行った40名を対象とした.〔方法〕日常生活17項目の活動能力,関節可動域,疼痛についての評価を手術前,退院時,術後3ヶ月以降(退院後)に行った.〔結果〕活動能力は退院時,退院後全ての項目において術前と比較して有意に改善したが,退院時と退院後に有意差のある項目がみられた.〔結語〕 手術により全ての活動能力は術前に比べて改善したが,入院中に行う機会の少ない活動については退院後さらに改善がみられた.自宅環境に左右される活動能力は入院中よりも退院後に低下したため,それらに対するア...
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Veröffentlicht in: | 理学療法科学 2011, Vol.26(2), pp.221-224 |
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Hauptverfasser: | , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Schlagworte: | |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 〔目的〕人工膝関節置換術後患者の日常生活活動能力の経時的変化を検討することである.〔対象〕変形性膝関節症で人工膝関節置換術を行った40名を対象とした.〔方法〕日常生活17項目の活動能力,関節可動域,疼痛についての評価を手術前,退院時,術後3ヶ月以降(退院後)に行った.〔結果〕活動能力は退院時,退院後全ての項目において術前と比較して有意に改善したが,退院時と退院後に有意差のある項目がみられた.〔結語〕 手術により全ての活動能力は術前に比べて改善したが,入院中に行う機会の少ない活動については退院後さらに改善がみられた.自宅環境に左右される活動能力は入院中よりも退院後に低下したため,それらに対するアプローチが必要であることが示唆された. |
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ISSN: | 1341-1667 2434-2807 |
DOI: | 10.1589/rika.26.221 |